あなたはこのような悩みを抱えていませんか?
今回はwi-fiに影響を与える電波干渉について解説いたします。
- 光回線のサポート窓口で10年以上お客様対応を経験
- 契約・接続設定・工事・請求・法人関連のサポートを行う
私は回線事業社やプロバイダに計10年以上勤務してきました。そのため光回線やプロバイダの契約・接続・工事のみならず業界の仕組みなど読者の皆様に役立つ情報を自信をもってご案内いたします。
インターネットに不慣れな方や初めて光回線の契約をする方に向けて「一記事を3分で読める」を目標にシンプルにまとめておりますのでお時間をいただきません。お手すきの際に当サイトをお役立ていただけますと幸いです。
回答はコレ!
wi-fiの電波干渉とは【wi-fiルーターの発する電波】と【電化製品などの機器が発する電波】がぶつかり合うことでwi-fiの通信状態が不安定になること。
wi-fiは2つの周波数帯の電波を使用しています。
- 2.4GHz
- 5GHz
「2.4GHz」周波数帯の電波は電化製品にも使われる周波数帯で、wi-fiルーターの近くにこれらの電化製品が置かれていると干渉し合って通信状態が悪くなります。「2.4GHz」周波数帯を使う機器として代表的な物は下記の通り。
- 電子レンジ
- Bluetooth機器
- wi-fiルーター
上記の機器が近くに設置していると同じ周波数帯の電波を飛ばしているためwi-fiは、通信に必要な電波と勘違いして受信しようとします。しかし電子レンジやBluetooth機器から発せられる電波は本来の通信電波とは異なるため単なる雑音(ノイズ)にしかなりません。これにより本来受信するべき電波の受信を邪魔されて通信がしにくくなるという仕組みです。
電波干渉を回避する方法は下記の3つ。
- wi-fiルーターと電化製品を離して設置する
- wi-fiルーターの周波数帯を「5GHz」に変更する
- 有線接続に切り換える
周波数帯の切替え方はwi-fiの設定画面から切り替えることが出来ます。周波数帯は下記のように表現されているので5GHzに切り換える場合は「-a」または「-aw」を選んでください。
- 「-g」または「-gw」→2.4GHz
- 「-a」または「-aw」→5GHz
また周波数帯によってそれぞれ特徴が異なります。ご自身の利用環境によって切り替えて使ってください。
メリット | デメリット | |
2.4GHz帯 | 遠くまで電波が届く 障害物に強い |
電波干渉を受けやすい 通信速度が5GHz帯よりは遅い |
5GHz帯 | 電波干渉を受けにくい 2.4GHz帯より通信速度が速い |
電波の届く距離が短い 障害物に弱い |
最近のwi-fiルーターは自動的に電波干渉を避けて周波数帯を切り替える機種もありますので、余裕のある方は買い替えるのも一つの手です。
関連記事